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LINE Scoreはどこにある?

まずLINE Scoreを始めるには「ウォレット」から「スコア」でアクセスできます。LINE スコアの画面から利用開始するだけでスコアが193付与されました。この後に個人情報であるライフスタイルの質問に答えることで大きくスコアが上がります。私の場合はライフスタイルの質問に答えた後のスコアが654でした。

LINE Scoreを上げる15のライフスタイル質問
LINE Scoreを初めて、スコアを上げる大きな要素はライフスタイルの質問。具体的な個人情報なので、始めるかどうか下記に質問内容をリスト化したので参考にして頂ければと幸いです。
- 生年月日
- 性別
- 結婚の有無
- 住居タイプ(戸建て、マンション、など)
- 家の所有者(自分、同居人、など)
- 同居人数
- 現在の住居に住み始めた年と月
- 業種(IT、サービス、など)
- 勤務形態(会社員、公務員、など)
- 職種(事務、営業、販売、など)
- 現在の会社に勤め始めた年と月
- 企業規模(5人未満、100人以上、など)
- 年収
- 保険証の種別
本人確認によるスコアアップ
本人確認することでスコアを20上げることができます。免許証など本人を証明できるものと一緒に撮影して、アップロードする事で本人確認ができます。こういった情報で信用スコアを上げて様々なサービスを便利に利用できるようになるのでしょうね。個人間のカーシェアサービス Anycaとも提携しているので、免許証が必要なカーシェアなど親和性は良いかもしれません。


LINE Scoreの現状メリット
メリット1:ポイントの付与率

マイカラー | グリーン | ブルー |
スコア | 726〜1,000 | 626〜725 |
還元率 |
最大:5% 支払い毎:2% |
最大:4% 支払い毎:1% |
分かりやすいメリットはポイント還元率。LINE Pay利用時に得られるポイントが、グリーンに届けば最大5%の還元率になりますね!
メリット2:キャンペーン利用

現状は3つのキャンペーンに応募ができます。今後、様々なキャンペーンが登場するのでしょう。普段あまり乗れない憧れの高級車を個人間でシェアできるAnyca、サブスクリプションビジネスで注目を浴びている高級バッグレンタルのLaxusなど、先端ビジネスとタイアップしているのも面白いですね。
- カーシェアサービス Anycaの初回利用 5,000円OFFクーポン
- 高級バッグのレンタルサービス Laxusのバーキン、ケリーを3ヶ月無料レンタル
- 映画 二ノ国 ジャパンプレミアの招待
LINEはなぜ信用スコアを導入したのか?
信用スコアで有名なのは中国 アリババの芝麻信用。既に2015年から導入がされているのには驚かされます。信用スコアは生活の様々なところで影響を及ぼしているようで、就職や結婚といった場面でも使われるのだとか..
<参考>
中国人の人生はアリババの格付け次第?
https://zuuonline.com/archives/175929#toc-1
信用スコアのメリット
なぜアリババはこのような信用スコアを導入するのだろうか? 1番のメリットは膨大な個人データにある。ユーザーは信用スコアを上げるため、個人情報を登録する。さらにスマホのQR決済もスコアを上げるには重要になる。登録することで得られるポイント還元やクーポンで、物やサービスをスマホ決済で購入し信用スコアを上げていく。つまり、個人が特定されたスマホ端末で「どこで、いつ、なにを、どれだけ」購入したのかデータ化できる。
膨大な個人データでユーザーの趣味嗜好を把握し、精緻なターゲティングが可能になるため、広告効果を期待して広告主が利用する可能性が高い。他企業とのタイアップもデータが膨大にあればLINEのマーケティング判断は魅力的になるだろう。
<参考>
中国で浸透する「信用スコア」の活用、その笑えない実態https://wired.jp/2018/06/26/china-social-credit/
信用スコアによる人の行動
中国の信用スコアの威力は絶大だ。ユーザーはメリットがあるから信用スコアを利用する、むしろ利用しなければ他の人と同じサービスを受ける事ができない。また、ルールを破るなどした場合は信用スコアが下がる他に、強制的にサービスが利用できなくなるなどの処置もあるようだ… これによってユーザーは信用スコアが下がることを懸念し、悪いことをしなくなる。これは万引などによる被害が懸念される無人店舗には欠かせない仕組みかもしれない。
<参考>
低ランクだと結婚できない…中国人に聞いた「信用スコア社会」の実態と芝麻信用の影響力
https://www.mag2.com/p/money/619879
LINEの今後は…
アリババのようにショッピングやローンを始め、LINE ○○のようなサービスが今後増え、LINE Payでなければメリットを享受できない仕組みを考えているのだろうか。将来的にはAIや機械学習にも膨大なデータは有効になってくるはずだ。LINEはPaypayなどとは異なる戦略でスマホ決済の舵を切った。個人的にはセキュリティが気になるところではあるが、今後の世の中の動きが気になるLINEのアップデートだと感じます。